憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
昨日で第1回定例議会が終了しました。問題の井川一善議員に対する辞職勧告決議案は、日本共産党議員団の4人と創政会の6人(今里、伊藤、三木、牧野、江口、金内議員)の10人が賛成しましたが、議長と本人を除いた35人が反対で、否決となってしまいました。ある程度、予想はしていましたが、残念な結果となりました。しかし、私たち議員団は、筋を通し、議案提案権を使って、提案できたことは良かったと思います。また、共産党議員団だけではなく、6人ではありますが、普段意見が違うこともある議員が、6人も賛成してくれたことは、ある意味画期的なことだったかもしれません。
しかし、反対した35人は、何で反対したのか市民に問われたら、どう答えるのでしょうか。尋ねてみたいものです。何しろ、姫路市議会は、市民からの請願でも、請願の中味に関係なく、共産党に関係する団体から提出されたものについては、基本的に紹介議員にもならないし、賛成もしないというとこです。
一般会計予算には反対しましたが、市民の願いが実現した施策もあります。妊婦健康診査助成額の拡充については、本会議でも取り上げ、県平均を下回っていた金額が、12万1千円で明石市の12万円を千円上回り、県下で一番になりました。また、子どもの貧困対策としての、学習支援事業も試験的施行ではありますが、良かったと思っています。小児慢性特定疾病治療助成の所得制限をなくしたのは評価できますが、そこまでやるなら、同時に、こども医療費助成の所得制限を撤廃してくれてもいいのではないでしょうか。
まだまだ、新型コロナウイルスは収まりそうもありませんが、新年度に向け、新たな気持ちで進んでいきたいと思います。