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感動の日々 第15回地域人権全国研究集会

KIMG2993KIMG2995 去る11月18日には、姫路市文化センターにおいて、第15回地域人権問題全国研究集会が開催され、私は初めて参加しました。小ホールでの開催でしたが、会場は立ち見が出るほどでした。記念講演は、「安倍改憲とメディア~市民はなにができるか」と題して、武蔵大学教授で元NHKプロデューサーの永田浩三氏がお話をされました。今、本当に日本のメディアは腐りきっています。私たちになにができるか。永田氏は、「不断の努力が必要ですし、それ以外にありません。」と言い切っています。

 核兵器禁止条約の批准は、7月時点で23ヵ国。被爆者自身が、被爆の実相と意味について問い続けた。戦争は許されない。9条の大切さを訴える。東アジアの平和のイニシャチブを日本がとる。歴史の歯車は民衆が主人公となって回す。そのために健全なジャーナリズムを育て、連帯し、健全な民主主義をつくりだす。

 こんなに、スッカットする講演は、久しぶりです。八鹿高校事件についても、断片的には知ったつもりでいましたが、系統立てて、事実に基づきお話を聴くのは、初めてでした。如何に解放同盟が横暴で、それに県政も含め、県警、教育委員会、学校が屈服していたのか、改めて認識しました。そして、教職員、生徒、地域住民の連帯の勝利です。

 ここで学んだことを生かして、姫路市の人権行政、人権教育の課題について、考えていきたいと思いました。