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子どもの生きづらさ

KIMG1112 この度の西日本を中心とした豪雨では多くの死者、行方不明者、被災者が出ました。改めて、亡くなられた方々のご冥福と被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。姫路市でも土砂崩れや一部浸水もありましたが、大きな被害はありませんでした。しかし、被災地での復旧、復興は、これからたいへんな人的、物的、経済的支援が必要です。日本共産党はじめ野党6党は、政府に対して「最優先で対応を」と申し入れを行っています。

 今日(7月10日)の日刊赤旗に「子どもの生きづらさ受け止め」という記事が掲載をされていました。私は、6月議会で「妊娠期からの切れ目のない子育て支援を」ということで、不登校やひきこもりについて取り上げたりしていましたので、関心を持って読みました。そこには、私がこの間心配していたことと同じ事が書かれていました。

 新幹線での殺傷事件、富山での交番襲撃事件、どちらも加害者は、不登校でひきこもりあった事が報道されていました。新幹線での加害者は当初「発達障害者」とも報道されていました。それならば、発達障害や不登校、ひきこもりの子どもたちは、みな凶悪犯罪を犯すのか。不登校やひきこもりの子どもを持つ保護者や支援者は、どんな思いでこのニュースを聞いていたのだろうかと思っていました。

 どちらの事件も死者が出ており、決して許されるものではないと思いますが、加害者の青年も苦しんできたのではないでしょうか。親との関係もうまくいかず、社会のどこにも自分の居場所がなかったのだと思います。全国的にも、姫路でも不登校の子どもたちが増えています。なぜ、学校へ行けないのか。ある教師は、100人いれば、100通りの原因があると言っていましたが、彼らの居場所造りが必要です。この姫路で、不登校の相談・支援、適応指導教室が総合教育センター一ヵ所だけでは、本当に不十分です。せめて、もう一ヵ所早期に実現できるように力を尽くしたいと思います。

 今、安倍政権の元で、私たちおとなも生きづらい世の中になっています。子どもたちのためにも、政治を変えていかなければなりません。未来のために声を上げましょう!!