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「共謀罪」衆院強行成立

 昨日の衆院本会議で、自民、公明、維新の数の力による暴挙で、「共謀罪」が強行成立させられてしまいました。ああ、いったいこの国は、どうなっているのか!?どこへ向かっているのか!? 怒りと不安で一杯です。「共謀罪」については、多くの国民はもちろん、学者や弁護士、日本ペンクラブ、田原総一朗などジャーナリストも反対の声を上げています。国連の人権専門家のケナタッチ氏も「共謀罪は、人権に有害」と声を上げ、日本政府に書簡を送っています。

 しかし、今の政府、そして政権与党は、こうした声に一斎耳を傾けようとしません。安倍首相を初め、閣僚や自民党議員の暴言、開き直りが止まりません。最悪です。森友学園の問題にしても、加計学園の問題にしても、まともな調査もせず、まともな答弁もせず、これほど議会制民主主義を否定し、国民をないがしろにして。

 もっと、私たち国民が、市民が怒り、声を上げなければなりません。

 それにして、今のマスコミはどうなのでしょうか。北朝鮮のミサイル発射やイギリスのテロ、真子さんの婚約のことは、必要以上に報道しながら、肝心な、自国の国民の生活、暮らしに関わる、大事なことがほとんど通り一遍の報道で終わっています。憲法9条の3項に自衛隊を書き加えたらどうなるのか。共謀罪が成立したら、どうなるのか。ほとんど報道されません。それが、今の安倍政権です。マスコミもそんたくして、本質的なことは言わない。本当に、恐ろしい限りです。

 私は、声を上げ続けます。