憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
手柄にある中央卸売市場の移転予定地である、出光跡地からベンゼン等有害物質が検出された問題で、土壌対策を検討する第8回専門家会議が開催されました。土壌からは、一部ではありますが、国基準の640倍ものベンゼンが検出されています。また、地下水からも基準を超えるベンゼンが検出されています。
私も、この専門家会議を傍聴していたのですが、専門的なことが多く解りにくい点もありましたが、汚染が高いところは掘削して浄化汚染対策を行い、地下水については中長期的に浄化作業を行い、モニタリングもしていくとのことです。
実験データーも示されていましたが、専門家の一人は「実験と現場は、違うこともあるので柔軟に対応すべきではないか」とも言われていました。今後、このような浄化作業を行った場合、どのくらいの費用がかかるのか。また、この費用は、姫路と出光のどちらが負担するのか。その分、土地代が安くなるのか。そして、何より大事なことは、これで本当に汚染浄化はできるのかということです。
東京では「豊洲市場」の問題で、百条委員会が開催されました。姫路の専門家会議の座長は、東京と同じ平田先生です。豊洲市場の汚染は、浄化作業をしているのに、国基準を大きく上回っているところに、大きな問題があります。
姫路においても、食の安心・安全を守るためにも、豊洲市場の二の舞にならないようにしなければなりません。しっかり、議論していきたいと思います。