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総務委員会が終了

 昨日、今日と総務委員会が終了しました。不祥事を調査してきた専門家チームの提言書は、画期的な内容だったと思います。部下の面倒見がよく、仕事ができ、信頼されていた職員であっても、不祥事を起こしてしまうという現実。個人の資質の問題でもありますが、組織としてなぜ防げなかったのか。幹部職員のあり方も問われています。

 そして、何よりも特筆すべきは、事件の遠因として「市会議員の過度な要求があった」ということが、明らかにされたことです。今までも、私は市役所の控室において、隣の部屋から怒鳴り声が聴こえてきたことが何回もありました。公的文書で、このように一部の議員が不当要求とも言えるようなことがあったということを、議会として重く受け止めるべきです。

 市政の信頼を取り戻すことは、もちろんですが、議会としても、議員倫理条例があるわけですから、それに照らしてどうなのか議論する必要があると思います。

 さらに、私が個人質問で取り上げた、「違算」についても、元課長や職員の聞き取り調査の中でも問題としてます。委員会においても、個人の能力の問題ではなく、組織として研修、チェック体制を強化するよう求めました。