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長野西高同協会関西支部総会

 長野西高の同窓生による関西支部の総会が、神戸で開催され、出席してきました。久し振りの2回目の参加です。最高齢は85歳の方をはじめ、21人が出席して、私は下から3番目でした。姫路からは、私の他に網干にお住まいのTさんも行かれていました。彼女とは、私が初めて関西支部の総会に出席して以来です。その時初めて、姫路にも長野西高の卒業生がいるということを知り、感動しました。

 今日は、もっと感動したことがありました。それは、今日司会をされていたAさんは、大脇さんが大阪で初めて教師として着任した学校の先輩教師だった、ということです。そして、今も大脇さんとは年賀状のやり取りをしているとのことです。私が、まだ大脇さんを知らない時から、Aさんと大脇さんは繋がっており、今日3人が初めて繋がりました。もう、ビックリです。大脇さんに電話をすると、Aさんが長野出身だとは知らなかったと、言っていましたが、彼女もビックリしていました。

 また、83歳のUさんは戦争中の女学校時代のお話や、日本が第二次世界大戦に入って行った当時のことを話してくださいました。小学校五年のとき、朝ラジオのスイッチを入れると、いつもは小鳥のさえずりが聴こえてくるのに、この日は軍艦マーチが流れてきて、子ども心に「ああ、やっぱりこの日が来たのかなー」と、思ったそうです。それ以来ラジオからは、小鳥のさえずりは流れて来なかったそうです。

 そして、最後に「戦争は絶対してはならない。子や孫たちにつけがまわってくる」と、はっきり言われていました。さらに、高砂市から来られた方は、まだ現役の高校教師で、歴史を教えているそうですが、「安倍首相が、ポツダム宣言を知らないとは。ポツダム宣言は7月に発表され、すぐ受諾していたら広島、長崎への原爆投下はなかった」と、教えているのに、とも言われていました。

 「安倍さんにも、教えてやってー」と、合いの手が入りました。とても元気をもらった、総会でした。もっとゆっくり食事会を楽しみたかったのですが、障連協の総会もあり、中座して帰ってきましたが、長野西高の同窓生のみなさんは、いつも長野のことを思いながら、それぞれの地で頑張っているんだなーと、思いました。来年も、是非出席したいものです。