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女性閣僚二人の辞任

IMG_2154 渦中の小渕経済産業相と松島法相の二人の女性閣僚が、ついに辞任に追い込まれました。当然の結果ではないでしょうか。そして何よりも任命権者としての安倍首相の責任が問われます。「女性の活躍・女性の輝く社会」などと、鳴り物入りで五人の女性閣僚が誕生しましたが、早くもその虚構が明らかになったのではないでしょうか。

 そもそも最初から安倍首相の唱える「女性の活躍」は、期待もしていませんでしたし、本気でそれに取り組んでいるとは思ってもいませんでした。女性ならば、誰もが清潔で平和を願っているとは限りません。女性であれ、男性であれ、政治家として「政治とお金」の問題に対して清潔か、また、憲法はもちろん法の遵守は当然だと思います。

 今回の問題は、単に責任を取って一閣僚が辞任したということに止まらず、これから本当に「女性の活躍・女性の輝く社会」をつくっていかなければならないと思っていますが、そのような動きに対して足を引っ張ることにつながるのではないのか懸念しています。残りの三人の女性閣僚は、超右翼ですし、男女共同参画には否定的な人たちばかりです。

 姫路においては、共産党の女性議員三人を含め五人の女性議員が加入する「姫路の男女共同参画をすすめる会」は、独自に「男女共同参画をすすめるための条例案」を作成し、男女共同参画審議会のメンバーの議論の参考にしていただきたいと思い、郵送させていただきました。誰もが、自分らしく生きることができ、誰もが意志決定の場に参画できる社会の実現に向け、引き続きがんばっていきたいと思っています。