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宝塚歌劇

IMG_2143 先日二十年ぶりぐらいに、宝塚歌劇を観に行きました。特別お目当てのトップスターがいるわけではありませんが、百周年ということで、久しぶりに観劇をしたいと思い宝塚の会員になっている友人にお願いしてチケットをとっていただきました。夏ぐらいにお願いしていて、ようやく実現しました。

 生のステージは、迫力があり出演者のエネルギーが伝わり、宝塚の世界に引き込まれていきます。音楽であれ、お芝居であれ文化を楽しむには、平和でなければなりません。そんなことを思っていましたら、なんと今日の赤旗日刊紙の「黙ってはいられない」のコーナーに宝塚歌劇団特別顧問であり「ベルサイユのばら」の演出家植田紳璽(しんじ)さんのインタビュー記事が載っていました。

 植田さんは、神戸から福井市近隣に疎開をしていましたが、そこで空襲を体験し、そのことが人生の原点だそうです。「極限状態では、人間が人間でなくなってしまう。だから絶対に戦争をしてはいけません。」と、言っています。宝塚歌劇団は、「戦争中の日本には不必要」とされ、1944年に閉鎖されたそうですが、「劇場が閉鎖される時代に、二度とさせてはなりません。」と、語っています。