憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
我が家のお盆は、朝から三か所のお墓参りをするのが、習わしです。長野では、夕方お墓まりをするのが普通でしたから、こちらに来てから、隣近所が競うように朝早くからお参りするのにびっくり。やはり、こちらは暑さが厳しいから朝早くいくのでしょうか。
先ずは、菩提寺の慶雲寺のお墓、二番目は町内にある、親戚の戦没者の墓。ここは、古いおじいさんの従弟でフィリピン カミギン島沖で戦死し、家族も神戸空襲で亡くなり一家が全滅したため、誰もお参りする人がいないので、うちでお参りしています。三か所目は、隋願寺にある山のお墓で、昔土葬の頃のお墓です。
今日の赤旗日刊紙に、「2014夏 黙ってはいられない」という連載に、精神科医・立教大学教授の香山リカさんが登場し、安倍首相について、「戦後民主主義を否定し、わが手で『戦前』を取り戻したい。これしかないという無邪気な確信があり、熱狂や幻想に突き動かされて、対話が難しい状況です。」と、まさに精神科医らしく分析しています。
子どもの無邪気は、かわいいですが、いい大人が、しかも一国の首相が「無邪気」では、済まされません。香山さんは、「安倍首相の発言の矛盾に気づかせていくことが大事なのでは」と、語っています。
また、同じ赤旗で、笠原氏(都留文科大名誉教授)は、安倍内閣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことは、「戦争で人殺しをしてこなかった自衛隊が、外国の戦争に参戦して殺戮(さつりく)を行う道を開を開こうという決定である。」と、述べています。
今年のお盆は、日本全国で改めて「戦後69年間戦争してこなかった重み、新たな戦死者をつくってこなかった重み」について、みんなで考えることが大事ではないでしょうか。