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自治体学校一日目

IMG_3055IMG_3049 第56回自治体学校in仙台が、26日から28日まで開催されました。「被災地で学ぶホンモノの地方自治ーわたしたちの震災復興」が、大きなテーマです。全国や地元から市民、自治体職員、議員など1,000人が集まりました。地元の「ゆずりの葉少年少女合唱団」の、心洗われるような透き通る歌声による歓迎行事。

 1日目全大会は、杉原一橋大学名誉教授による、「日本国憲法の地方自治ーこの『多重危機』のなかで考える」と、題しての記念講演が行われました。安倍内閣による「集団的自衛権の行使容認」の閣議決定が、されるなかで情勢に合ったテーマです。

 日本国憲法は、憲法を施行する政治において、特に軽視され続けた二つの憲法問題があるとして、「戦争の放棄」と「地方自治」があるといわれていました。

 そのあと、リレートークが行われました。一人は、浪江町の馬場町長が「原発災害の現状と自治体の役割」について、二人目は、大槌町職員の岩間さんが「地域の中の保健師」、三人目は、河北新報社の小島さんが「日常を取り戻すために、日常を失わないために」と題して、それぞれの震災体験を通しての今を語ってくれました。

 いづれも、心打つ内容でしたが、特に看護師として、自治体職員として町長をはじめ多くの町職員が犠牲になったなかで、被災直後から看護師としてまさに不眠不休で住民を守る活動をし続けた岩間さんのトークには、多くの感動を呼びました。彼女が4人の子どもたちといっしょに暮らすことができたのは、震災から4ヵ月後のことだったそうです。

 さすが自治体学校です。憲法の問題、震災の問題、さまざまな角度からの問題提起がされ、理解が深まりました。