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ゆかた祭りを迎えて

6月22日

 IMG_1610ゆかた祭りを迎えて

 みなさん、こんにちは。いつまでも「パソコンは苦手」と、言っていられない時代となりました。私も一大決心をしてブログを始めました。身近なことや市議会のこと、世の中のことなど思ったこと、感じたことなどを発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

ところで、今日から「姫路ゆかた祭り」です。ゆかた祭りは、よく知られているところですが、終戦の年の今日6月22日は、川西航空機姫路製作所が米軍からの空襲を受けた日でもあります。その後、7月3日には市内中心部も空襲を受けました。姫路城天守閣も砲弾を受けたわけですが、不発弾となり、今日の世界文化遺産姫路城が存在しているのです。

 本当に「奇跡」としか言いようがないのではないでしょうか。姫路城は、城主が何代も変わっていますが、一度も戦争の場にはなっていません。そういう意味で「不戦の城」であり、平和のシンボルだともいえると思います。

 今、姫路城は「平成の大修理」が終わり、工事のための囲いや足場が解体されつつあり、まさに「白鷺城」と呼ぶにふさわしい姿を見せています。一部では、「しろすぎ城」などとも揶揄されているようですが、私は建築当時の美しさであり、今しか味わえない姿だと思って、日々眺めています。

 それなのに、こともあろうに、来年3月27日のオープニングセレモニーで、航空自衛隊のブルーインパルスを飛行させるとは、本当に悔しいというか、悲しいです。「昭和の大修理」の時も、飛行させたということですが、安倍政権が、解釈改憲によって「集団的行使容認」を行おうとしている今、自衛隊の戦闘機を飛ばすとは、「平和の城」が泣いています。オープニングセレモニーは、市民はもちろん全国民が喜べるものにすべきではないでしょうか。もう、「決定」いということですが、「残念」というしかありません。